令和の時代にブログって書く必要がある?

Instagram、X、YouTube、TikTokなど、今では情報を発信する方法がたくさんあります。
さらにChatGPTをはじめとする生成AIも普及し、
「今さらブログを書く意味ってあるの?」
「Instagramだけ更新していれば十分なのでは?」
と思っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、オクヤマデザインでは、令和の時代でも企業やお店がブログを書く意味は十分にあると考えています。
ただし、ひと昔前のように、
「毎日とにかくブログを書く」
「SEO対策のために記事数を増やす」
という考え方ではありません。
これからのブログは、検索している人に役立つ情報や、自社の経験・知識・考え方をWeb上に蓄積していく場所として活用することが大切です。
そもそも、なぜ企業がブログを書くの?

企業のホームページには通常、
- 会社概要
- サービス紹介
- 商品紹介
- 料金
- 制作実績
- お問い合わせ
などのページがあります。
しかし、これだけでは伝えられる情報に限界があります。
たとえばオクヤマデザインの場合、
「ホームページをリニューアルするタイミング」
「ECサイトのアクセスはあるのに売れない原因」
「ホームページを作ったのにアクセスがない原因」
「Excelで管理している業務をWebシステム化する方法」
といった内容をサービスページだけですべて説明するのは難しいでしょう。
そこで役立つのがブログやコラムです。
お客様が抱えている疑問や悩みについて、一つひとつ詳しく説明するページを作ることができます。
つまりブログは、単なる「日記」ではありません。
自社の知識や経験をホームページの中に蓄積していくための場所として利用できます。
ブログは検索から新しいお客様に見つけてもらえる

ブログを書く大きなメリットの一つが、Googleなどの検索エンジンからホームページを見つけてもらえる可能性が増えることです。
たとえば、
「和歌山 ホームページ制作」
と検索する人だけが、オクヤマデザインのお客様になるわけではありません。
最初は、
「ホームページ 問い合わせ 来ない」
「ECサイト 売れない」
「ホームページ リニューアル 費用」
「WordPress 更新できない」
など、自分が困っていることを検索しているかもしれません。
そこでブログ記事を見つけ、
「この会社はこういうことにも対応しているんだ」
と知っていただく。
そしてサービスページや制作実績を見てもらい、最終的にお問い合わせにつながる。
ブログには、このような検索からお客様との接点を作る役割があります。
Googleも検索結果について、検索順位を操作することを目的としたコンテンツではなく、人の役に立つ「People-first content(人を第一に考えたコンテンツ)」を重視する方針を示しています。
そのため、単純に記事数を増やすのではなく、実際の経験や専門知識をもとに、検索した人の疑問をきちんと解決できる記事を書くことが重要になっています。
ChatGPTやAI検索が普及してもブログは必要?

「これからはChatGPTに質問するから、Google検索は使われなくなるのでは?」
という意見もあります。
確かに、情報を探す方法は大きく変わってきています。
Google検索だけではなく、ChatGPTなどの生成AI、SNS、YouTubeなど、情報を探す場所は分散しています。
だからこそ私たちは、Web上に自社の情報をきちんと公開しておくことが、むしろ重要になってきていると考えています。
自社の商品やサービスについて詳しく説明したページ、専門的なノウハウ、実際の施工事例や制作事例、お客様からよく聞かれる質問など。
こうした情報をWeb上に蓄積しておけば、Google検索だけに頼らず、さまざまな場所から自社を知ってもらうための土台になります。
これからは「Googleのためにブログを書く」というより、
インターネット上に自社の情報資産を増やしていく
という考え方のほうが近いのかもしれません。
SNSがあるならブログはいらない?

InstagramやXなどのSNSとブログは、どちらか一方を選ぶものではありません。
それぞれ役割が違います。
SNSが得意なのは、今の情報を届けることです。
新商品の紹介、イベント情報、日々の仕事、制作中の様子、お店の日常などを発信するのに向いています。
一方、ブログが得意なのは、詳しい情報を整理して残しておくことです。
たとえばInstagramで、
「ホームページをリニューアルしました」
と投稿する。
そこから、
「今回のリニューアルで何を改善したのか」
「どのようなSEO対策を行ったのか」
「制作期間はどれくらいだったのか」
といった詳しい内容をブログで紹介することができます。
SNSで知ってもらい、ブログで詳しく知ってもらう。
この組み合わせがおすすめです。
SNSの投稿は流れていく、ブログの記事は蓄積される

SNSとブログには、もう一つ大きな違いがあります。
SNSの投稿は基本的に新しい情報が中心です。
投稿した直後は多くの人に見てもらえても、時間が経つにつれて過去の投稿は見つけてもらいにくくなります。
一方、ブログの記事はホームページ内に残り続けます。
数年前に書いた記事でも、内容が現在も役立つものであれば、検索などを通じて読んでもらえることがあります。
さらに古くなった部分だけを書き直したり、新しい情報を追加したりすることもできます。
そのため私たちは、
SNS=流れていく情報
ブログ=蓄積していく情報
というイメージで使い分けることをおすすめしています。
無料ブログとWordPress、どちらがいい?

ブログを始める方法として、Amebaブログなどの無料ブログサービスを利用する方法もあります。
無料ブログには大きなメリットがあります。
アカウントを作れば比較的簡単に始めることができ、サーバーやWordPressなどの専門的な知識もほとんど必要ありません。
個人の日記や趣味の情報発信であれば、無料ブログでも十分なケースがあります。
しかし、企業や店舗が集客や営業目的でブログを運営するのであれば、私たちは自社ホームページ内のWordPressをおすすめしています。
無料ブログのメリット

無料ブログには、
- 初期費用を抑えられる
- 専門知識がなくても始めやすい
- サーバー管理が不要
- ブログサービス内から読者が来る可能性がある
といったメリットがあります。
「まずブログというものを試してみたい」という場合には、始めやすい方法です。
無料ブログのデメリット

一方で、無料ブログは外部企業が提供しているサービスです。
そのため、サービスの仕様や利用規約に従って利用する必要があります。
デザインや機能にも制限があり、自社ホームページと完全に同じように運用できるわけではありません。
また、自社サイトとは別のドメインで運営する場合、せっかく記事を書き続けても、自社ホームページそのものにコンテンツが増えていきません。
企業が長期間ブログを運営するのであれば、この違いは意外と大きいと考えています。
WordPressでブログを書くメリット

WordPressを自社ホームページに導入してブログを書く場合、記事は自社サイトのコンテンツとして蓄積されていきます。
WordPressはオープンソースのCMSで、デザインや機能を柔軟に拡張できるのも特徴です。
自社サイトで運用すれば、
- ブログからサービスページへ誘導する
- 関連する制作実績を紹介する
- お問い合わせフォームへ誘導する
- 関連記事同士を内部リンクでつなぐ
- アクセス解析を行う
- 過去の記事を修正・更新する
といった運用もしやすくなります。
ブログを単体で考えるのではなく、ホームページ全体の集客や営業活動の一部として設計できるのが大きなメリットです。
無料ブログとWordPressを比較すると

| 比較項目 | 無料ブログ | WordPress |
|---|---|---|
| 始めやすさ | ◎ | ○ |
| 初期費用 | ◎ | △ |
| 専門知識 | ほぼ不要 | 多少必要 |
| デザイン自由度 | △ | ◎ |
| 機能拡張 | △ | ◎ |
| 自社サイトとの連携 | △ | ◎ |
| 長期的な情報資産 | △ | ◎ |
| 企業の集客利用 | ○ | ◎ |
個人で気軽に情報発信するのであれば無料ブログ。
会社のホームページを育てながら、将来的な集客につなげたいのであればWordPress。
オクヤマデザインでは、このように考えています。
ブログには何を書けばいい?

企業ブログというと、
「毎週何を書けばいいのか分からない」
というご相談もあります。
無理に日常を書く必要はありません。
まずは、普段お客様から聞かれていることを書いてみてください。
たとえば工務店なら、
「家を建てるとき土地を先に買うべき?」
「リフォームと建て替えはどちらがいい?」
電気工事会社なら、
「エコキュートは何年くらい使える?」
「蓄電池を設置すると電気代は安くなる?」
ネットショップなら、
「送料はいくら?」
「注文してから何日で届く?」
などです。
普段お客様から質問されているということは、インターネット上でも同じ疑問を持っている人がいる可能性があります。
お客様からよく聞かれる質問は、そのままブログの題材になります。
AIでブログを書いてもいい?

ChatGPTなどを使えば、以前より簡単にブログ記事を作れるようになりました。
オクヤマデザインでもAIは活用しています。
ただし、
「○○について3,000文字で書いて」
とAIに指示して、出来上がった文章をそのまま大量に公開する方法はおすすめしていません。
大切なのは、そこに自社だから書ける情報を加えることです。
実際にお客様から相談された内容、現場で経験したこと、失敗したこと、改善したこと、実際の写真やデータ、自社としての考え方。
こうした情報が入ることで、単なる一般論ではない記事になります。
AIは記事を書くための便利な道具ですが、自社の経験まで自動的に作ってくれるわけではありません。
毎日ブログを書く必要はありません

「ブログは毎日更新したほうがSEOに強い」
と思われている方もいますが、無理に毎日更新する必要はありません。
Googleも、検索順位を上げるためだけに大量のコンテンツを作ったり、サイトを新しく見せる目的だけで記事を追加したりすることを推奨していません。
それよりも、
月に数本でも、本当にお客様の役に立つ記事を積み重ねる。
そして必要に応じて過去の記事も見直す。
このほうが、企業ブログとして長く続けやすいと思います。
100本の薄い記事を書くより、数年後にも読まれる記事を少しずつ増やしていく。
私たちはそのようなブログ運営をおすすめしています。
「ブログは最低1000記事必要」という意見もあるけれど……

SEOやWeb集客について調べていると、
「ブログで成果を出すなら最低でも1000記事は必要」
「数十記事程度ではアクセスは増えない」
といった意見を目にすることがあります。
確かに、たくさんの記事を書けば、それだけ検索されるキーワードやユーザーとの接点を増やせる可能性があります。
幅広いテーマを扱う大規模なメディアであれば、数百、数千という記事数になることも珍しくありません。
しかし、一般的な中小企業や店舗のホームページに、本当に1000記事も必要なのでしょうか。
オクヤマデザインでは、必ずしもそうは考えていません。
たとえば和歌山県内を中心に営業している工務店が、SEO対策のためだけに住宅について1000記事を書く必要があるかというと、疑問があります。
記事数を増やすことばかりを目的にすると、
「以前書いた記事と内容がほとんど同じ」
「検索される可能性がほとんどないテーマまで書いている」
「自社の仕事とはあまり関係のない記事が増えている」
「AIで作った似たような記事ばかりになっている」
という状態にもなりかねません。
大切なのは、1000記事という数字を目標にすることではなく、自社のお客様が知りたい情報をどれだけ揃えられているかです。
たとえば、
- サービスについて詳しく説明する記事
- お客様からよく聞かれる質問
- 商品やサービスの選び方
- 費用について
- 他の商品・サービスとの違い
- 実際の施工事例や制作事例
- よくある失敗や注意点
- 自社だからこそ分かる専門的な情報
などを一つずつ記事にしていけば、それだけでもかなり充実したホームページになります。
そして、ある程度記事が増えてきたら、さらに新しい記事を増やすだけではなく、アクセスされている記事を分析したり、古くなった記事を書き直したり、関連する記事を内部リンクでつないだりすることも重要です。
30記事から50記事、100記事と積み重ね、その中から検索される記事やお問い合わせにつながる記事を育てていく。
その結果として数年後に数百記事になっているのであれば、それは素晴らしいことだと思います。
しかし、最初から、
「1000記事書かないとSEOでは成果が出ない」
と考える必要はありません。
ブログは記事数を競うものではありません。
10記事しかなくても、その10記事が本当にお客様の疑問を解決する内容であれば、十分に書く意味があります。
まずは自社のお客様が検索しそうな疑問や、普段の仕事でよく質問されることから、一つずつ記事にしてみる。
オクヤマデザインでは、その積み重ねのほうが中小企業のブログ運営には現実的だと考えています。
地域のお店に行ったブログを書く意味はある?

オクヤマデザインのブログでは、ホームページ制作やSEO、ECサイトなどの専門的な記事だけではなく、
「和歌山のお店に行ってきました」
「こんなイベントが開催されていました」
といった、地域に関する記事を書くこともあります。
一見すると、
「ホームページ制作会社なのに、飲食店の記事を書く意味があるの?」
と思われるかもしれません。
SEOだけを考えるのであれば、ホームページ制作やWeb集客に関係する記事だけを書いたほうが効率的に見えます。
それでもオクヤマデザインが地域の記事を書くのには理由があります。
地域で仕事をしている会社だと知ってもらえる
オクヤマデザインは和歌山を拠点に、地域の企業やお店のホームページ制作、ECサイト制作、Webシステム開発などを行っています。
そのため、「和歌山」という地域とのつながりも大切にしています。
地域のお店やイベントについて記事を書くことで、
「和歌山で実際に活動しているデザイン事務所なんだ」
「地元のことをよく知っている会社なんだ」
と感じてもらえるきっかけになります。
ホームページ制作会社を選ぶときも、制作料金やデザインだけではなく、どんな人がやっているのか、地域のことを理解しているのかを見ている方は少なくありません。
地域の記事には、会社概要だけでは伝わらない「普段のオクヤマデザイン」を知ってもらう役割もあります。
仕事とは違う検索からオクヤマデザインを知ってもらえる
地域の記事が検索結果に表示されれば、ホームページ制作を探していなかった人にもオクヤマデザインを知ってもらえる可能性があります。
たとえば、
「和歌山 ○○ ランチ」
「海南市 ○○ イベント」
などを検索して記事を訪れる人は、その時点ではホームページ制作会社を探しているわけではありません。
そのため、すぐにお問い合わせにつながる可能性は高くないでしょう。
しかし、
「この記事を書いているオクヤマデザインって何だろう?」
と会社を知ってもらうきっかけにはなります。
そして半年後、1年後に、
「そういえば和歌山のWeb制作会社の記事を見たことがあったな」
と思い出してもらえるかもしれません。
すべてのブログ記事を、直接お問い合わせにつなげる必要はないと私たちは考えています。
まず知ってもらう記事と、仕事につなげる記事があってもいい。
ブログ全体で役割を分けて考えることが大切です。
地域のお店を紹介することが、地域とのつながりにもなる
もう一つ大切にしているのが、地域とのつながりです。
実際に利用して良かったお店や、参加した地域のイベントなどを自分たちのホームページで紹介する。
その記事をお店の方が見てくれたり、SNSで紹介してくれたりすることもあります。
Webサイトは、自社の商品やサービスだけを宣伝する場所ではありません。
自分たちが活動している地域の情報を発信するメディアとして使うこともできます。
特に地域のお客様を対象としている会社やお店であれば、こうした情報発信にも意味があると思います。
ただし、何でも書けばいいわけではありません
とはいえ、会社のブログだから何を書いてもいいというわけではありません。
全国のニュースをまとめただけの記事や、自社とも地域ともまったく関係のない話題ばかり増えてしまうと、
「何の会社なのか分からないホームページ」
になってしまいます。
オクヤマデザインの場合であれば、
Web・デザイン・EC・地域
という大きな軸から極端に離れないことを意識しています。
地域のお店を紹介するときにも、写真を撮ったり、ホームページを見たり、店舗の情報発信について考えたりすることがあります。
Web制作という仕事をしているからこそ見えることもあります。
専門的な記事だけでは伝わらない人柄や地域との関わりを伝える。
それも企業ブログの役割の一つではないでしょうか。
すべての記事をSEOだけで判断しなくてもいい
企業ブログを運営していると、
「この記事から問い合わせが何件来たか」
「このキーワードで何位になったか」
と数字だけで判断したくなることがあります。
もちろん、SEOやアクセス解析は大切です。
しかしブログには、
検索されるための記事、専門性を伝える記事、サービスにつなげる記事、会社や人を知ってもらう記事、地域とのつながりを作る記事
など、それぞれ違った役割があってもいいと思います。
すべての記事に同じ目的を持たせる必要はありません。
地域で商売をしているのであれば、地域のことを書く。
自分たちが実際に見たこと、体験したことを書く。
そうした記事も積み重なっていくことで、その会社らしいホームページになっていきます。
オクヤマデザインでは、SEOのためだけではなく、「この会社はどんな会社なのか」を伝えるためにもブログを書く意味があると考えています。
ブログは「未来のお客様への回答集」

私たちは企業ブログを、単なるSEO対策とは考えていません。
ブログは、
まだ会ったことのない未来のお客様からの質問に、先回りして答えておく場所
だと考えています。
お客様が何かに困って検索したとき、その答えとなる記事が自社のホームページにある。
記事を読んで、
「ここなら詳しそう」
「ちゃんと説明してくれそう」
「一度相談してみようかな」
と思ってもらえれば、それが最初の接点になります。
すぐにお問い合わせにつながらなくても、その記事はWeb上に残ります。
半年後、1年後、数年後に新しいお客様との接点を作ってくれる可能性もあります。
令和の時代だからこそ、ブログを「資産」として残す

SNS、動画、生成AIなど、情報発信の方法はこれからも変わっていくでしょう。
だからこそ、一つのサービスだけに情報を預けるのではなく、自社のホームページにも情報を残しておくことが大切だとオクヤマデザインでは考えています。
SNSでは日々の情報を発信する。
ブログでは詳しい情報や専門知識を蓄積する。
そしてブログからサービスページや商品ページ、制作実績、お問い合わせへつなげる。
それぞれの役割を分けて活用することで、ホームページは単なる「会社案内」ではなく、継続的にお客様との接点を作る営業ツールになっていきます。
ブログを始めたいけれど、
「何を書けばいいか分からない」
「WordPressの使い方が分からない」
「記事を書いているけれどアクセスが増えない」
「SNSとブログをどう使い分ければいいか分からない」
といった場合も、お気軽にオクヤマデザインまでご相談ください。
ホームページの制作だけではなく、WordPressの構築、SEO対策、アクセス解析、既存サイトの改善など、公開後の運用についてもサポートしています。

