ホームページの引継ぎについて

オクヤマデザインでは、現状のサイト構造や管理状況に関わらず、ホームページの安全な引継ぎをサポートします。
制作会社の変更、ご担当者の退職、取引先との契約終了など、
ホームページの“引継ぎ”は突然必要になることがあります。
ですが実際には、
「どこで作ったサイトなのかわからない」
「ログイン情報や契約情報が不明」
「更新方法が複雑で扱えない」
「サーバー・ドメイン・メールの管理がバラバラ」
といった状況でお困りのお客様が多いのが現状です。
オクヤマデザインでは、
WordPress/Wix/Jimdo/Shopify/HTML静的サイト/ECサイト(Shopserve・BASEなど)まで対応し、現状調査からアカウント整理、運用しやすい体制づくりまで一貫して引継ぎを行います。
このような場合にご相談ください。
・制作会社と連絡がつかなくなった
・サイトの更新が止まっている
・管理画面の場所が不明 or ログインできない
・契約しているサーバー・ドメインの会社がわからない
・メールアドレスの設定方法がわからない
・前任者しか分からない管理状況になっている
・どのサービスを使って作られているか不明
・ECサイトや予約システムが複雑で触れない
引継ぎで行う主な作業

① サイトの内容・構造の調査
まずは、現在のホームページが
どのサービスで作られているのか、どんな構造なのかを明確にします。
例:
・WordPress
・Wix / Jimdo
・Shopify / BASE / STORES / Shopserve
・HTML/CSS 静的サイト
・カスタムCMS(企業オリジナルシステム)
・サーバー内の手作業更新サイト など
「何で作られているか分からない状態」でも問題ありません。
② サーバー/ドメイン/メールの調査と整理
・契約状況の確認
・更新期限・自動更新の有無
・請求情報の整理
・メールアカウントの確認
・DNS設定の把握
ホームページ運用に必要な“裏側”をすべて確認・整理します。
③ 各種アカウントの再整理
・Googleアカウント(Analytics / Search Console / Business Profile)
・SNS連携
・ECサイト管理画面
・外部フォームサービス
・決済サービス
・必要に応じて権限付与や再発行も行います。
④ 更新しやすい状態へ改善
CMSに限らず、どんな形のサイトでも
「誰が引き継いでも使いやすい状態」に整えます。
例:
・管理画面の構成見直し
・HTMLサイトの場合は更新マニュアルを作成
・ECサイトの商品登録フロー見直し
・更新テンプレートの作成
・画像サイズや入稿ルールの統一
⑤ セキュリティ状況の確認
・SSL(https)
・古いサーバー設定
・危険な外部リンク
・ログイン状態の管理
・脆弱な古いテンプレートやスクリプト
危険な要素があれば改善案をご提示します。
⑥ 必要に応じて“部分リニューアル”や“運用代行”も可能
完全リニューアルではなく、
・スマホだけ改善
・商品登録だけ代行
・月数回の更新だけ代行
・一部ページだけ刷新
といった柔軟な対応も可能です。
引継ぎ後に得られるメリット
・ホームページの“見える化”ができる
・どこで何を管理しているか把握できる
・担当者が変わっても運用が止まらない
・契約トラブルが防げる
・サイトの安全性が向上する
・更新がスムーズになり、運用コストも軽減
引継ぎNGとなるケース(対応が難しいケース)

オクヤマデザインでは、できる限り多くのサイトに対応していますが、
安全性・法的リスク・技術的制約などの理由により、
以下のようなケースでは引継ぎをお断りする場合がございます。
※ただし「完全NG」ではなく、“別の方法なら対応可能”なケースもあります。
- 著作権・利用権が確認できない場合
・デザインデータの著作権が制作会社に帰属している
・利用許可が無いテーマ・テンプレートを使用している
・イラスト・写真・フォントなどの権利が不明
・ライセンス違反が疑われる素材が使われている
→ 権利関係がクリアでない場合は、第三者が修正できません。
ただし、別デザインで再構築するなど回避策の提案は可能です。
- 不法コピーされたテンプレート・違法素材が使われている場合
・有料テーマの不正コピー(海賊版)
・正規ライセンスのないプラグイン
・違法アップロードされた画像やフォント
→ リスクが極めて高いため、そのままの引継ぎは不可です。
ただし、正規の素材に置き換えることで対応可能な場合があります。
- 契約者が本人でないサーバー/ドメインの場合
・前任者個人の名義
・制作会社が契約者で、お客様に管理権限がない
・IDや契約者情報が不明で、アクセス権が取得できない
→ 契約者の権限が確認できないと、移管や修正ができません。
必要に応じて、契約の再取得や新規ドメイン発行をご案内します。
- セキュリティリスクが極めて高い場合
・ハッキング被害を受けている
・マルウェアが埋め込まれている
・データの破損が大規模
・古すぎてアップデートするとサイトが崩壊する構造
→ 安全を確保できない場合は、
調査のみ → フルリニューアルのご提案 という流れになることがあります。
- 独自CMS・特殊システムで、外部改変が禁止されている場合
・制作会社独自のCMSで契約上、外部業者の触ることが禁止されている
・特定のベンダー(IT製品やサービスを販売する事業者)でしか変更できないシステム
・編集ツールの提供がない完全クローズ型サイト
→ この場合は、
・別CMSで再構築
・必要箇所だけHTML化
など代替案をご提案します。
- 契約内容に“第三者修正不可”と明記されている場合
契約書にこう書かれているケースがあります:
・「本サイトの修正は制作会社のみ行える」
・「外部業者の作業は禁止」
→ 法的トラブルを避けるため、契約状況を確認した上で判断します。
ご希望の場合、解約方法や契約変更の相談もサポートします。
- 管理情報が完全に失われている場合
・ログイン情報が一切ない
・契約者不明・契約先不明
・サーバーの場所が特定できない
・データ取得が物理的に不可能
→ 調査は可能ですが、引継ぎができない場合は
新規サイトの立ち上げ(データ再作成) となります。
- 法律・公序良俗に抵触する内容のサイト
以下に該当するサイトの引継ぎは対応しておりません:
・違法・反社会的な内容
・公序良俗に反する内容
・詐欺的なビジネスモデル
・著作権侵害を前提としたサイト
→ 法的リスクを避けるため、慎重に判断しております。
「対応が難しいケース」も、まずはお気軽にご相談ください。
NG項目に該当するように見えても、
実際には 別方法なら対応可能 なケースが多くあります。
例:
・不明な部分を調べれば引継ぎ可能
・デザインのみ作り直せば問題なし
・サーバー移転で安全に運用可能
・契約変更で権限を取り戻せる
・データだけ救出して再構築できる
ご状況に合わせて最適な方法をご提案します。
初めての方へ:状況が整理できていなくても大丈夫です

引継ぎをご相談いただく方の多くは、
「実は、いま何がどうなっているのか自分でもわかっていません…」
という状態から始まります。
問題ありません。
ご状況をヒアリングし、
必要な契約情報やログイン情報の整理からサポートします。
まずはお気軽にご相談ください。
ホームページは、企業にとって大切な“資産”です。
管理が曖昧なまま放置すると、セキュリティリスクや運用停止に繋がることがあります。
どのCMS・どんな構造のサイトでも対応できますので、
まずは現状のご相談だけでもお気軽にお問い合わせください。

